愛と怒りの行動経済学:賢い人は感情で決める
2019年1月27日

またハヤカワ文庫を買ってしまった。思えばミステリーのエラリー・クイーンやアガサ・クリスティから始まってここ数年ノンフィクションのNF文庫も大量に買っている。恐らく早川書房の社員一人は私が養ってるようなものだろう。
それにしてもハードカバーで出てまだ丸二年も経ってないと思うのだが早々に文庫化とは非常に有り難い。
ゲーム理論と行動経済学は地続きであり、それはノーベル経済学賞の受賞者を見ても明らかだ。
両方研究している学者も多い。当ブログにはこの2つのジャンルの代表的なエピソードの講義ビデオ(短縮版)を載せている。
本書はそのジャンルを学ぶ上での決定版と呼んでも差し支えない。行動経済学の本でゲーム理論に触れているものは意外と少なかった。これは行動経済学がゲーム理論の弱点を克服するために生まれたという出自にもよると思う。
身近なエピソードを元に行動経済学を応用できるジャンルは多岐にわたる事がわかる。
それぞれ4ページ程の短い話を大量に掲載するスタイルなので細切れに読めて楽である。
学術的な本と比べると初心者の方にも読みやすく行動経済学の応用範囲を考えるとどなたにも読んでもらいたいオススメの本である。
まだ途中(昨日の晩に紀伊国屋で買ってきた)なので読み進んだら加筆します。
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