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ヒットの設計図――ポケモンGOからトランプ現象まで

ザイアンス効果としても知られる単純接触効果。
人間は慣れ親しんだものを好む。
これは進化の末の性質なのだろう。

人は自分の写真の顔より鏡に映った顔の方を好む。
これも毎日見慣れているからだ。
ところが写真の顔は鏡に映った顔とは左右が逆になるので自分自身でも違和感がある。

ヒットの法則も慣れ親しんだものであるという条件が必須であるらしい。
ところがそれにわずかな新規性も必要なのだ。

美術の世界でもお馴染みの「印象派」。
有名なのはモネ、ルノアール、マネ、ドガを含む7人。
この7人には実は共通点がある。
それは無名の印象派作家が買い集めたものであること。
彼の作品はモネやルノアールに決して見劣りしない。
何故彼だけ無名のまま終わり、彼が買った作家は皆後世に名を残したのか?

ヒットするのにそのもののクォリティはそれほど関係はない。
それが音楽の世界では顕著に現れる。

ネズミにある大きな音を聞かせるとビックリする。
しかし繰り返し聞かせると慣れてきて驚かなくなる。
そこで違う種類の音を聞かせるとまた驚く。
ここで面白いのは違う音を聞かせる事によって最初の音への新鮮さが若干復活することだ。

いかに慣れを回避して驚きを維持させるか?
そこにはヒットする音楽と同じ繰り返しの法則が存在する。

また、そこそこいい曲は繰り返し流通させる事でヒットさせる事ができる。
流通の少ない凄くいい曲よりも沢山色んなメディアで流したそこそこいい曲の方がヒットする。当たり前のような話だが結局いかにマーケティングが大事かということを再認識させられる。

アメリカの「ザ・ソプラノズ」「マッドメン」といった渋い傑作がどのようにして誕生したか?など興味深い話が盛り沢山でヒットを生み出す法則の一端がなんとなくわかるような気がする。

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