人に頼む技術 コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学

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「頼む技術」
どうしてこんなにも今の自分にピッタリの本と出会えるのだろう!
日頃の行いがいいからだろうな。

たまたま昨日も「どうして自分はこんなにも人に甘えるのが苦手なのだろう」みたいな事をTweetしたばかり。
てっきり自分だけかと思ってたら本書によるとほとんどの人が他人に何かを頼むのが苦痛だと考えているそうだ。

理由はいくつかある。
まずは「相手に嫌な思いをさせるんじゃないか?」という思い込み。
そして「貸しを作るのが嫌」という打算的な考え。
後は「断られた時に自尊心が傷つくのを恐れる」。

本書ではいくつもの実験により、人は他人に何かをお願いする時、脳内で非常に苦痛に感じてることが明かされる。
そして人は頼む前は「きっと断られるに違いない」と予想するが意外と協力してくれる確率は高いこともわかる。

頼む時にもテクニックがあり、相手が自発的に協力してあげていると思ってもらうことが重要で、逆に「コントロールされてる」と感じてしまうと快く協力してもらえない。

著者自身の体験として自分の本が発刊される時に出版社から「誰かに推薦文を書いてもらって下さい」と言われるそうだ。そしてこれを頼むのが非常に苦痛だと打ち明ける。

面白いのは最初の本の時、頼んだ相手に無視された事があったそうだ。そして次の本の時もまた出版社から急かされて1回無視された相手には腹も立ったしプライドも傷ついたから「二度と頼むものか」と思っていたが仕方なく駄目元で頼んでみたら今度は快く素晴らしい推薦文を書いてくれたそうだ。

人間は本来他人を助けると気分が良くなるので「きっと断られるに違いない」などと決めつけて最初から諦めなくても意外と助けてもらえるものなのだというのが非常によくわかる。

これを読んで自分も実は色々頼みたいけど断られるのが怖くて頼めなかったが気軽に頼めそうである。
読んで良かった。

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