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WEBブラウザを開発したマーク・アンドリーセンは従来のビジネスの問題点を
「市場に訊いた時には既に工場で大量に生産してしまっている」と看破した。
彼は今後、クラウドファンディングのように「売れるとわかってから作る」という方式にシフトすると予言している。

実は私も既にこのような手法を取り入れている。
デジタルコンテンツの予約販売で売れてから制作するとかWEBサイトやブログ上でアンケート機能を使い、客に買う意志があるかどうか尋ねて一定数売れると見込めてから作るなどだ。質問には価格に関する問いも含める。「この金額なら買うけどそれ以上なら買わない」とかだ。そうすることにより時間と労力を無駄にせずに済む。

工業製品だと金型が必要だったり、大抵のモノは作るのに最低ロット数が設定されている。
そうすると初期コストがある程度大きなものとなり、最初にリスクを背負う事になる。
従来はリリースしてみないと売れるかどうかわからないというのが最大の問題であった。
借金してまで作ったのに全く売れないとなれば会社の存続に関わってくる。
だから市場が本当に受け入れてくれるのかを前もって知る必要があるが昔はこれが不確実だった。
当然以前から市場調査は存在していたが、調査で「買うでしょう」と答えるのと実際に財布から身銭を切るのとは全く違う。
クラウドファンディングなら実際にお金を出すので新しい商品・サービスに対して本気でコミットしてくれる人がどれくらい存在するのか見当がつきやすい。そして重要なのは先にお金をもらうということでメーカーサイドはリスクを低減できる。勿論この場合は出資者がそのリスクを背負う訳だが完成した商品を格安でいち早く入手できるという特典もある。

消費者の気持ちが掴みづらい時代だからこそこういった手法がより注目を集める事になるでしょう。

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